

オオヤマザクラ(大山桜)
_ 2022.4.27 _ 暖かい日が続いて、春の暖かさが心地いいですね。 先週の暖かい日に一気に花を咲かせ、もう散ってしまった… オオヤマザクラの写真をアップします。 弊社のオオヤマザクラ、今年はたくさん花を付けてくれました。 濃いピンク色の花が枝いっぱい。とっても見ごたえがありました! オオヤマザクラ 【開花時期】 4月~5月 一重咲きのピンク色の花です。 ヤマザクラの野生品種で、ヤマザクラよりも花の色が濃く、葉が大きいという特徴があります。 また、寒冷地のサクラでヤマザクラよりも標高の高い場所に育ちます。 【果実】 6月 花の後にできる果実(さくらんぼ)は直径1cmほどの球形で、5~6月になると黒紫色に熟します。野鳥は好んで食べます。 【剪定】 オオヤマザクラも他のサクラと同じように剪定を嫌うため、極力剪定を行わないようにします。 サクラは切り口から雨水や菌が入りやすく、それが原因で枯れてしまいます。 もしオオヤマザクラの剪定を行う際は、 枝を綺麗に切り落とし、切り口には癒合材を塗ることをおすすめします。 あっという間に、桜が散ってしま


ハクモクレンの花が咲きました
_ 2022.4.13 _ ハクモクレン の花が咲きました! 以前の記事で銀色の毛皮をまとった蕾をご紹介してから約3ヶ月、 先週末の暖かさで一気に花が開きました。 純白に輝く花びらと、 上を向いて咲く様子が高貴な印象を与えます。 花言葉は 「高潔な心」「気高さ」「自然への愛」「自然な愛情」「荘厳」「崇敬」「慈悲」 ところで、 ハクモクレンによく似た花と言えば、コブシ。 コブシの花 ここで、簡単に見分ける方法をご紹介。 ①花びらの枚数 コブシは6枚、ハクモクレンは9枚。 但し、ハクモクレンの9枚は花びらに似た白いガクも含めた枚数です。 ハクモクレンの花 (写真で確認できるのは8枚ですね、、、) ②花の大きさ コブシは5~7㎝に対して、ハクモクレンは7~10㎝ ハクモクレンの方がちょっと大きいです。 ただ、花の大きさは木の成育状況にもよりますので、 ①の花びらの枚数で確認する方が確実かもしれません。 今、市内でもコブシやハクモクレン、シモクレンが満開になっていて、 町を華やかにしてくれています。 先日、車を運転中にシモクレンを見かけましたが、 落ち着


ウグイスカグラ(鶯神楽)
ウグイスカグラの花を見つけました! 目立つ花ではないので、見落としてしまいそうでしたが、 落ち着いたピンク色でラッパのような形をした小ぶりな花が たくさん咲いていました。 東ヶ丘公園のウグイスカグラ ウグイスカグラとは? スイカズラ科スイカズラ属の落葉低木(1~3m)。 日本原産で四国、本州、北海道の山野に自生。 雑木ブームによって庭木としても使われるようになりました。 【開花時期】 4月~5月 ラッパ型の小さなかわいらしい花が特徴的 上の写真では5本の雄しべと1本の雌しべがはっきり確認できます。 【果実】 6月 初夏に1㎝程度の楕円形の小さな実がなり、グリーン色から徐々に赤く色づきます。 実は生食でき、甘くておいしいです。 6月ごろに実を摘みに東ヶ丘公園へ行ってみるのもいいですね! 【剪定時期】 2月ごろ ウグイスカグラは自然樹形でも株が乱れることが少ないので、定期的な剪定は必要ありません。 ただし、株元の地際から次々と新しい枝が出てきて、数年すると株元付近が枝で密集してくるため、3~4年経過した古枝は地際で剪定し、新しい枝と更新していくように


しだれ花桃
控えめなピンク色、小さいけれど存在感のある花がかわいらしいしだれ花桃 開花時期は3月~4月。 弊社のしだれ花桃はもう花が終わりそうです。 花の数も少なめでした。 花を増やしたいけどどうしよう。 そんな時は、もちろん肥料も大切ですが、 上手な剪定を行うことで、もっと花数を増やすことができます。 【剪定時期】 ①11月~2月頃(落葉後の休眠期) ②花が咲き終わり、花芽が付かない7月前までの間 ①か②のどちらかのタイミングに行います。 枝垂れている木も他の木と同様に 枯れ枝を取り除き、枝が込んでいる部分をすっきりさせるように剪定を行います。 この時、どの枝を優先して切るか。 ポイントは、内側に伸びた枝を切る です。 こうすることで、きれいな樹形を保つことができます。 しだれ花桃は風情のある樹木の一つです。 庭の雰囲気を少し変えてみたいなど、そのような時にチャレンジするのもいいかもしれません! このしだれ花桃、来年はもっと花を増やせるよう色々工夫してみたいと思います。