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サラサドウダンの花が咲きました

_ 2023.05.09 _

こんにちは、東北造園です。


サラサドウダンの花が咲きました。


ドウダンツツジのように、釣鐘のような形の花を咲かせますが、

花びらが黄白色に薄紅色の縦縞と縁取りがアンティークな印象でオシャレです。



サラサドウダンとは?

日本原産でツツジ科ドウダンツツジ属の落葉低木。


サラサドウダンは寒さには強いが、暑さには弱いです。

また、生長が遅く自然樹形がきれいなので、剪定の手間もそれほどかからず育てやすい植物です。

花の形から別名フウリンツツジと呼ばれます。


開 花 時 期

 4~5月


枝先に長さ2~3㎝の花柄が垂れ下がり、5~10個の花を咲かせます。

花は0.8~1.2㎝程度の長さの釣鐘型で、先端が浅く5裂しています。

アンティーク調でかわいらしいお花がたくさん咲きます。


剪 定 時 期

 5~6月(花が散った後)


サラサドウダンは夏ごろに翌年の花芽ができるため、その前の5~6月に剪定を行います。花が終わってできるだけ早い時期がベストです。(夏以降に伸びた徒長枝などの不要な枝は10~11月に取り除きます)


ポイント:生長が遅く、自然樹形が美しい木ですので、刈込んで形を整えるのではなく、ハサミで自然樹形を活かすように枝を切って整えます。この時、徒長枝や枯れ枝、混み合っている枝を付根から切り落とします。

 

優しい色味で主張しすぎない花と薄緑の葉で、和風、洋風どちらの庭にも合うサラサドウダン

高さもそれほど高くならないので、コンパクトに育てることも可能で扱いやすいと思います。

お庭の雰囲気を”少し”変えたいときにはピッタリだと思います。

 

 ここで豆知識                     

サラサドウダンの『サラサ』の由来


ずばり、「更紗染め」です。

花に入る薄紅色のスジと縁取りが更紗染めの模様に似ていることから、この名が付いたようです。


ちなみに、ドウダンツツジにも似ていますが、花の色、大きさ、形が異なります。また、ドウダンツツジは寒さと暑さどちらにも耐性がありますが、サラサドウダンは暑さには弱く性質も異なります。



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