なぜ紅葉するのか?



最近、10月だというのに汗ばむほど暑い日があったりと、

秋らしからぬ日が多い中、

木々の葉が徐々に色づき始めています。

弊社のドウダンツヅジの紅葉も進んでいます。


今回は、その 紅葉のメカニズム について、お伝えしようと思います。

そもそも葉はなぜ緑色なのか?

「葉緑体があるから」

樹木は、葉緑体に日光が当たることで光合成し、養分を作っています。

葉緑体には葉緑素(クロロフィル)という色素が含まれていて

その色素のために葉が緑色に見えます。

秋になって昼の時間が短く、日差しが弱まるため、

光合成により得られる栄養分も少なくなる。


光合成から得られるエネルギーの方が葉を維持するためのエネルギーより

小さくなると採算が合わなくなります。


そうすると、樹木はまず葉の活動を低下させて

消費エネルギーを節約するため、葉の根もとに「離層」という

水や養分の行き来を減らすバリアのようなものをつくります。落葉の準備


同時に光合成を行う葉緑体も必要がなくなり、分解されます。

葉の中の緑色の色素がなくなることで、

黄色(カロテノイド)になります。→イチョウなど


葉緑体内の葉緑素(クロロフィル)もやがて分解されるのですが、

分解される過程で、葉緑体の殻からクロロフィルが飛び出したときに

樹木にとって有害な物質(活性酸素)を作り、組織を破壊してしまいます。

この時、緑色のクロロフィルは主に青色の光を吸収して有害物質を作ります

そこで、赤い色素のアントシアニンの出番です。

赤色の色素は青色の光を良く吸収するからです。

有害物質の生産をアントシアニンで阻止しているのです。


つまり、紅葉の赤色はこのアントシアニンが葉に作られることによります。


紅葉は、樹木が生きていくための大切な働きによるもの なのです。


ちなみに、この辺の紅葉の見ごろは10月下旬~11月上旬になるようです。

~余談~

こちらの写真はツタの葉が紅葉している様子ですが、ツタの後ろにあるツツジに花が・・・

狂い咲きしている珍しい光景です(笑)

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